安易な気持ちで足を踏み入れたフリーランスの世界
フリーランスというと、所属している会社なんかで技術や人脈を積んで、「これだったら一人でもやっていけるな」と確信したからフリーランスになる、あるいはサラリーマンなどが副業でやっていた何かが本業を超える収入になったからやめてフリーランスになる、といったいわゆる「ポジティブ」な理由でなる事が多いと思う。いや、多いというか大抵の人はそうだろう。
でも私は違う。家族の介護をすることになり、外で働くにはあまりにも不安定要素が多くなるので、だったら家で何か…というネガティブな理由でフリーランスになったのだ。
結婚したときからずっと共働きだったので仕事をしないという選択肢は無い。というよりもずっとほぼ折半でやってきているので、今更旦那に専業になる!って宣言したところでどうせ嫌な顔をされるだけだ。そうだよね、お小遣いは多いほうがいいもんね。何かしないと私自身も鈍っちゃうし、いざまた外で働くったって大変になるから。
まあ私も前職のお客さんに営業かけてみたりして(前職とは職種が違うので別に会社のお客を取るという事にはならない)何人かからぜひお願いしたい、と言われているのでなんとかなるかもしれない、という安易な気持ちでフリーランスの世界に足を踏み入れてみた。
無い無い尽くしのフリーランサー
ただ、やはりいざフリーランスの世界に出てみると、人不足と言われるこのご時世でも思ったほど仕事は無く、貴女にお願いしたい〜なんて言っていた前職の顧客もなしのつぶて。あれまあ。
フリーランスである程度の収入を得てる人って、やっぱりスキルが凄いか、人間的にすごいカリスマ性があるとか、どこか突出している人が多い印象だ。あるいは時間を自分のために無限に使える人か。私には残念ながらどれも無い。ナイナイサイズ。(古い)
しかしながらスキルが全くゼロなのかというとそうでもなく、所属していた会社でWEB担当としてWEBサイトの構築やらECサイトの構築やら(構築っていうと大げさだけど)、とにかくパソコン、インターネット、ITと名の付くものは何だってやっていた状態だ。
しかしどれもこれも中途半端なスキルなので、突出したものは何も無い。ナイナイサイズ。(2回め)いわゆるFFの赤魔道士。そりゃそんな奴に仕事頼もうとは思わないわな。
ランなんとかとかなんとかワークスとか、クラウドソーシングを謳っているサービスはとことん登録して、本人確認も済ませ、プロフィールも文字数が足りなくなるくらいに充実させた。
でも前述のように突出したスキルもないのでライバルの素晴らしいランサーさんに負けてしまう。
そんな中、ようやく1つ仕事を取ることができた。
「渡るクラウドソーシングは嘘つきばかりその1」に続く。
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